物損事故による請求

物損事故による損害というのは当然ながら人身ではありませんので、誰かが怪我をしてしまうようなことはありません。
しかし物損と一言で言っても損害を受けてしまうものは様々で、例えば人が乗っていない車にぶつけてしまったという場合にはもちろん車の損傷度合いに関わらず、しっかりと賠償責任を負わなくてはなりません。
またこの他にも他人の家の壁や門、その他玄関口お庭などを破損させてしまった場合であっても加害者としてはしっかりとした責任を負わなくてはなりません。

またこのような物損事故の被害者になってしまった場合には加害者に対して請求を行っていかなくてはならないのですが、その中でどこまで請求して良いのかといった部分については知らない人もたくさんいるでしょう。

 

ごく僅かな部分なら申請しなくても大丈夫

例えばドアの一部に傷がついたというケースでドアの一部を修理して塗装し直さなければならないという場合、物損事故になってしまう前にドアに細かな傷がついていたため、傷についてどのように請求をするかというと、事故前の傷については自分から申告する必要はなく、塗装を行う前で見積もりを取る時に修理工場から指摘されることがなければ、そのまま見積もりを取り加害者側に請求してしまっても大丈夫でしょう。

よほど目立つような大きな傷があった場合には当然このような方法で見積もりをしてしまうと、金額にも大きな変化が現れてしまうので本来であれば加害者に請求するべきではない費用まで請求してしまったことになり、後でトラブルとなります。
よく見なければわからないような小さな傷に関しては修理工場としても一度の塗装でしっかり綺麗になるので見積もりの中にすべて同じ金額で含まれていることもあるので、こうした場合には、わざわざ加害者側に細かな傷があったのでその分の費用は減らしてくださいなどという必要はありません。

このような申告というのは修理をする工場にとっても若干迷惑な話であり、同じタイミングで直せてしまうものなので、わざわざ見積もりを個別に出さなければいけないといった手間をかけてしまうことになるので避けた方が良いでしょう。

 

門や壁などは証拠が無ければその時の平均額

車の場合は上記したような方法で請求すれば良いですが、家の門や壁等が壊れてしまったというケースではどれだけの費用で見積もりを取り請求すれば良いのかについて車以上にわからなくなってしまうことがあります。
この場合には、まず施工した段階でどれだけの費用がかかったのかということはあまり関係なく、物損事故が起きてしまった段階で施行からどれだけの期間が経過しているのかによって、ある程度劣化までを含めた上で平均的な材料費などが請求金額の基本となります。

もちろん特別な材質などを使用していたのであれば、このような部分も請求することができるのですが、どちらにしても壁や門などは基本的に新しいものになると思っていて良いでしょう。
ただし、門などに関しては本当に少しの擦り傷が付いてしまったといった場合には、新しいものにするのではなく、塗り直すといった方法で対処する保険会社もあります。

物損事故に関しては損傷した細かな部分だけを調べ上げて最終的に保障内容を決めるということはしておらず、あくまでも算出する側の意見と平均的な価格などから採取されることになります。
また壁の一部が物損事故によって倒れてしまったなどといった場合には一部分を直すだけでは全体的なバランスが悪くなってしまいますが、だからといって全てを直してもらうことはできず、崩れてしまった部分において請求を行い保証してもらうといった内容になっています。